せどりのことなら三郷市の黒川税理士office

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個別指導学習塾のエキスパート税理士が、売上を伸ばす5つのポイントをお伝えします!!

個別指導学習塾を経営されている皆様へ

 私は、現在の税理士事務所を開所するまで、埼玉県、千葉県で個別指導学習塾の経営に携わって参りました。
 埼玉県、千葉県で、フランチャイズの個別指導学習塾を5校舎経営し、全校舎で生徒数100名を達成。また1校舎あたりの平均純利益は年間600万円以上を達成しました。

 個別指導学習塾の売上を左右する大きな要因として、「校舎の立地」、「教室長の能力(コミュニケーション能力や人柄)」、「夏期講習等の特別講習での戦略」、「校舎を運営するためのマニュアル整備・社員教育」、そして学習塾で働くすべての人のモチベーションを上げる「給与・賞与体系の整備」が考えられます。

 当事務所では、通常の税務業務はもちろんのこと、学習塾を経営されている皆様のお力になるべく、私が培ってきたノウハウのすべてをご提供させていただきます。また現在顧問先でいらっしゃる皆様との「情報交換会」も定期的に開催しておりますので、ぜひ他塾の成功事例等も共有していただければと存じます。

売上を伸ばす5つのポイント

ポイント1 「校舎の立地」

 個別指導学習塾の経営でもっとも重要なのが、「校舎の立地」選びと考えております。今回は郊外型の学習塾の立地についてご説明します。

 学習塾もサービス業である以上、飲食業等と同様に、立地次第で大きく売上が左右します。では、学習塾にとって良い立地とはどのような立地でしょうか。私の経験から申しますと、

  1. 物件が1階にあり、視認性が良い(間口が広くて、大きく見える)。
  2. スーパー等のそばにあり、主婦の生活の動線上にある(その街の大半の人が通行する生活道路沿いにある)。
  3. アーリーステージでは、周りに競合するライバル塾が少ない。
  4. 生徒の自習席をキープするため、30坪以上のスペースがある。
  5. 外装、内装とも清潔感があり、きれい。
  6. 物件に送迎用の駐車場が3台以上ついている。
  7. 家賃は坪単価1万円以内。

 上記の条件をできるだけ多く満たした物件が見つかるまで探すことになります。まずは自宅から通勤圏内1時間以内の物件を片っ端から内見し(最低でも100件が目安)、比較検討することになります。

 上記の条件をすべて満たすのは難しいように思われますが、駅のそばである必要はなく、3カ月くらいかけて丁寧に不動産回りをしてください。物件はめぐりあわせですので、ここだと思ったときの決断もとても重要です。

 よくフランチャイズに加盟して、物件探しをすべて本部任せにされる方もいらっしゃいます。しかし、ご自分が経営者である自覚を持たれて、もっとも重要な物件選びは経営者自らが行うことが必要かと思います。

ポイント2 「教室長の能力(コミュニケーション能力や人柄)」

 学習塾の成功要因の2つ目は「教室長の能力(コミュニケーション能力や人柄)」です。物件5割、教室長5割と言われるくらい大事なファクターになります。経営者様自らが教室長を行われるケースもあるでしょうが、今回は教室長を雇われる場合についてご説明します。

 昨今の人手不足の状況下では、中小企業の学習塾で、良い人材を確保することは非常に難しいと思われます。まず最低限、会社側の受け入れ態勢として、①社会保険に加入する。②週休2日制にする等、労働基準法を遵守する(残業代につきましては含み残業制にする等の対策は講じます)。③最低年収300万円以上にする。この3つが会社側の最低限の受け入れ態勢です。

 これを満たした上で、社員の募集をすることになりますが、もっともリスクが少なく、低コストで採用する方法は、アルバイトから社員への登用です。次に低コストの募集方法はハローワーク。最近では大学に直接新卒の応募をお願いすることも可能です。中小企業でも最近は募集費が増大する傾向にあります。社員1人の採用コストは最低でも50万円程度を予定しておく必要があります。

 では学習塾にとって、良い人材の採用基準とはどのようなものでしょうか。

 私の経験でもっとも頼りになる社員の特徴は、「子供好きであること」そしてなんと「見た目も中身も普通であること」です。個別指導学習塾の教室長の仕事内容から考えても、特殊な能力は必要ありません。むしろ必要なのは、見た目も中身も普通の人で、普通にコミュニケーションをとれることではないでしょうか。生徒、そして父兄と日頃から普通にコミュニケーションがとれ、保護者への電話掛けもすんなりできる人こそ学習塾で成功する人材です。偏差値が高くてもちょっと変わった人が教室長だったら、父兄は子供を入塾させるでしょうか。むしろ違和感なく普通に会話できる教室長のほうが父兄は安心して大事な子供を塾に預けると思います。

ポイント3 「夏期講習等の特別講習での戦略」

 個別指導学習塾の1年間の売上と利益を決定づけるのは、夏期講習と冬期講習といっても過言ではありません。この2つの特別講習を戦略的にすすめることが、学習塾の成功のための重要なファクターになります。

 まず特別講習の売上は、以下の公式で求められます。

「 売上 = 父兄からの信頼残高 × 生徒の成績 」

 掛け算ですので、どちらかが0だと特別講習は受講してくれないことになります。

 戦略としては、講習前の父兄との面談前に、この両方の残高を増やしておく必要があります。

 では「父兄からの信頼残高」と「生徒の成績」は、どちらを増やすのが簡単でしょうか。

 答えは「父兄からの信頼残高」です。もちろん学習塾ですので、成績を上げることが最重要です。しかしどちらを簡単に増やせるか、という問いに対する答えは、「父兄からの信頼残高」ということになります。「父兄からの信頼残高」を増やす戦術としては、

  1. 日頃から父兄への電話掛けをしてコミュニケーションをこまめにとる。
  2. 自転車整理や生徒の送迎を塾の外で行い、送迎に来る父兄とコミュニケーションをとる。
  3. 父兄が来塾した際は、教室長をはじめ、アルバイト講師全員が明るくさわやかに挨拶する。
  4. 教室の中と外回りは常に整理整頓し、清潔に保たれている。

 いかがでしょうか。これだけでも父兄の信頼残高は大幅に増えると思います。何といっても①の日頃の電話掛けが最重要ということにはなります。

 次に「生徒の成績」についてですが、これはこの場では伝えきれないほどのノウハウが必要になります。しかし、例えば夏期講習の売上を伸ばしたいのであれば、夏期講習前の父兄面談の時の成績が最重要となります。中学3年生であれば、1学期の中間テストになります。まずはこの中間テストの成績を何が何でも徹底的にあげることに注力します。普段の授業を熱心に行うのはもちろんのこと、それ以外にテスト前自習室を日曜日に頻繁に開き、生徒とも2者面談でテストの重要性を理解させ、いつもと違うモチベーションでテストに向かわせます。この中間テストの結果が夏期講習の売上を大きく左右することをご認識ください。

ポイント4 「校舎を運営するためのマニュアル整備・社員教育」

 校舎も複数校舎になり、社員、アルバイトが増えてきた場合に、重要になるのが「マニュアルの整備」です。

経営者の一番の悩みは常に人です。特に社員が増えてくると、気が利く人または経営者の想いを理解してくれる人ばかりとは限りません。そんな時に頼れるのが業務マニュアルです。社員は経営者が思うほど、多くを理解できていません。社員やアルバイトの不満は、「社長から指示が出ない」、「何をしていいかわからない」ではないでしょうか。なんとなく伝えるのではなく、文書で明確にやるべきことと、やる理由・目的を伝えることが組織として最低限必要です。まずその第1歩として、経営者自らが業務マニュアルを作成することをお勧めします。

 業務マニュアルの中身は、学習塾ですので、「体験授業・入塾説明の仕方」、「父兄面談の仕方」、「アルバイト講師の研修の仕方」、「父兄への電話掛けの仕方」、「入金処理」や「アルバイト給与計算」等の日常業務も細部にわたり必要になります。当事務所にも雛形をご用意していますので、ぜひご活用ください。

 次に社員教育ですが、経営者の仕事の中でもっとも重要なものは社員教育ではないでしょうか。「企業は人なり」と言われるとおり、人材の育成こそが、企業の発展に直結します。企業内で研修をする体制が整っていないのであれば、外部の研修制度を利用することも必要です。上述のマニュアルを使いながら、経営者自らが、社員に対し、業務のやり方・目的を丁寧に伝えてみることから始められてはいかがでしょうか。

ポイント5 「給与・賞与体系の整備」

 社員やアルバイトの一番の不満は給与に対する不満ではないでしょうか。いくら頑張っても給与が上がらないのでは、人は頑張れません。社長が「頑張ってくれてありがとう」と言ったところで、また頑張ろうと社員は思うでしょうか。

 まず認識していただきたいのは、社員が自分の頑張りを評価してもらえたと実感できるのは給与や賞与として受け取った「お金」が増えたときです。「お金」が一番わかりやすいのです。「生徒数を増やしたからたくさんもらえた」、「夏期講習の売上があまりよくなかったから賞与は少なかった」等、「お金」で評価してあげることが一番わかりやすく、社員も納得してくれます。そういう給与・賞与制度を作って、運用することが大切です。

 また、だらだら仕事をして、帰宅する人が残業代をたくさんもらえる制度は問題があります。学習塾の場合は、給与に一定額の残業代を組み込んでおく「含み残業代制度」を導入することをお勧めしています。

 頑張って結果を出した人が正当に評価される、わかりやすい給与・賞与制度の策定も大事な経営戦力であることをご理解ください。

 上記のとおり、学習塾の売上を上げるポイント5つを簡単にご紹介しました。当事務所では、上記以外にも売上を上げるための具体的なノウハウをしっかりと蓄積しております。

 当事務所と顧問契約をご締結いただきますと、通常の税務顧問契約の料金のみで、定期的に学習塾の経営ノウハウをお伝えさせていただきます。

 ご興味ございましたら、ぜひお気軽に「お問い合わせ」フォームより、お問い合わせください。

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